AMM研修のお話

社内研修

こんにちは。小林です。

もう初夏といってもよいのではないでしょうか。ということでアイキャッチは夏っぽくしました。

本日は研修のお話をしたいと思います。

そもそもAMM研修とはなにかというとadventure for mental managementの略だそうで、メンタルについて学びました。

3回に分けて学ぶのですが、私が特に興味を持ったのがRASというものです。

RAS(Reticular activating System・毛様体賦活系)=五感を通して入ってくる情報をチェックして個人的に価値のある、また脅威となる情報を通すフィルターのような仕組みを言う。

なんていきなり言われても分かりにくいですよね。

簡単に言うと、自分に見たいものだけを見せる機能です。例えば、下の表から「め」を探してください。

ソース画像を表示

 

 

あったでしょうか?では「め」のキーボードにはあと三つ記号が書かれています。上の表を見ずに何が書いてあったかわかりますか?

パソコンを普段から使い慣れている人なら分かったかもしれません。しかし、そうでない人はどうでしょうか。

このように絶対に見えているはずなのに、情報として脳に伝達してこない。これがRASの働きで、必要な情報といらない情報を振り分けているのです。

 

ではこれがメンタルマネジメントとどうつながってくるかと言いますと、例えばある目標があるとします。

その目標を達成したいとき、「なんでできないんだろう」と考えると、RASはできない理由を探し始めます。つまり自己肯定感を下げるのです。

逆に、「どうすればできるだろう」と考えるとRASは目標達成のための方法を探し始めます。これが自己肯定感を高めるのです。

つまり、なにがしたいかを明確にしておくと、RASが働いて目標達成のための情報に敏感になるそうなのです。すごいですね。

 

 

私がなぜRASについて興味を持ったかというと、実際に何度も経験があるからです。

やはり20年間生きていると様々な問題に直面するものです。例えば家に忘れ物をしてきたり…。そうすると何とかして解決しようとします。忘れたものが代用できないかついついコンビニを見渡してしまう、なんてことはありませんか?これは些細なことですが、きっと皆さんにも経験があると思います。

 

またこんな言葉を聞いたことはないでしょうか。

「人間が想像できることは、人間が必ず実現できる」

こちらは海底二万里を執筆したジュールヴェルムさんが残した言葉です。

彼がなくなったのは1905年のことでしたが、約100年後である今、公衆電話がスマートフォンになりました。これは過去の技術者が、いつでもどこでも電話を掛けられるようになりたいと思った結果なのかもしれません。

 

これからはじめてIT業界に参入する人たちはとりあえず先輩や周囲など身近な人に追いつくのに必死だと思います。ですが自分が未来に何かを残せると考えれば、RASは今とは違った見方を私たちに提供してくれるのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新着記事