こんにちは、M.Oです。
先日渋谷で『海がきこえる』を見に行きました。
地元を出たことの無い高校生・杜崎拓(もりさき たく)が東京からの転校生・武藤里伽子(むとう りかこ)に恋をする物語。
冒頭の「やはりこんな真夏の日だった」というセリフで、わ…好きだ…と心を鷲掴みにされました。
そして舞台は高知県ということで、土佐弁を浴びるほど聞ける。四国民の私大歓喜。愛媛出身ですがね。
独特でレトロな空気感や思春期特有の痛々しさ、バブル時代の男女間。どこを切り取ってもオシャレ。
作中で、東京のホテルで里伽子と一晩過ごすことになってしまった杜崎が、気を使ってユニットバスのバスタブの中でひとりで寝るシーン、あそこめちゃくちゃ好きです。次の日そんな杜崎にお構いなしに「お風呂使いたいからはやく出て」と追い出す里伽子の鬼っぷりにも笑えます。あなたが押しかけてきたんでしょうが。
段々と打ち解けていく杜崎と里伽子、そして里伽子に想いを寄せるクラスメイト・松野豊。三人の感情がすれ違い、ぶつかり合い、そして互いを、自身の気持ちを理解し和解する。なんともむず痒く、でもそのむず痒さが心地いい。そんな映画でした。
帰りはちょっと歩いて目黒川の桜を見に行きました。
桜満開でとても綺麗でしたね。晴れてたらもっと美しかったことでしょう。
桜見てたらお花見したくなりました。お酒飲みながら、桜餅食べたい。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
ではまた。