九州研修旅行

日本財務管理学会大会・ハウステンボス

研修旅行レポート

2016年10月21日(金)~10月30日(日)

関西、九州出張について(一部、取材、研修も含む。)

1. 伊勢神宮(2016年10月21日)

私は、今回2回目となる伊勢神宮への参拝をさせていただいた。

「人生二度なし」と言われるように、この世を去るまでに一度は参拝したい神社である。そういった神社へ、2回も来れたことに、私は、強く感動するばかりである。  先ず、伊勢神宮には、「外宮」と「内宮」がある。まず「外宮」から参拝し、その後「内宮」へ参拝するのが、古くからのならわしであるようだ。

外宮は、「豊受大神宮」と言われ、衣・食・住の守り神である「豊受大御神」が祀られている。

そのような外宮は、約1500年の歴史があると言われており、内宮から見て、外にあるお宮という意味で、外宮と呼ばれ、その後に内宮という呼び方がされたと考えられる。 そういったことから、私は外宮から参拝させていただいた。今回は、伊勢志摩サミットの影響か、前回よりも団体の参拝者が多く見受けられた。

しかし、内宮に比べ外宮は、普段から参拝者も少ないため、広大な気持ちで、取材ができた。

「表参道火除橋」という橋を渡り、手水舎で、手と口を清め、第一・第二鳥居をくぐる。玉砂利を踏みしめ、荘厳な境内を参拝する間は、心が洗われ、清ーしい気持ちになる。

そして、外宮の中心となる、豊受大神宮を参拝し、その後、多賀宮、土宮、風宮、月夜見宮を参拝させていただいた。  一方、内宮では、皇大神宮と呼ばれており、日本の総氏神である「天照大御神」が祀られている。

内宮は、約2000年の歴史があり、外宮とはまた違った、趣のある境内である。大きな鳥居をくぐったあと、五十鈴川が流れている宇治橋を渡り、すぐ御手洗場が見える。 御手洗場は、倭(やまと)姫(ひめの)命(みこと)が、衣服のすその汚れをすすがれたと神話で言われている。

そして外宮と同じように、手水舎で、手と口を清め、第一・第二鳥居をくぐる。

その後、正宮の天照大御神様を参拝させていただき、別宮の、風日祈宮、荒祭宮を参拝した。

当社は、外宮・内宮ともに、御垣内参拝ができる。それは、御札授与所で初穂料を上納し、特別参宮章をいただき、特別に参拝をさせていただくことができる。

しかし、伊勢神宮を、本当に正式に参拝するには、御垣内参拝は当然のことらしい。

御垣内参拝は、神職の方に従い、お清めを受けた後、奥の方へ案内され、白い玉砂利を歩き、神様と最も近い場所で参拝することができる。ここで参拝させていただく瞬間は、とても喜ばしく、言葉では表せない有難さに包まれた。神様の御前で新たな誓いをさせていただき、心の中で、伊勢神宮に来れたことの感謝を述べさせていただいた。御垣内参拝終了後、内宮でご祈祷(以下、御神楽と呼ぶ)をさせていただいた。

御神楽は、御饌(みけ)と御神楽があり、御饌は、御祓い後、祝詞の奏上をもって、神様に願い事などを届ける。御神楽は、御饌に合わせて、雅楽と舞を、神様に奉納するのが、御神楽である。 そういった伊勢神宮の御神楽は、神様と同じ場にいるような気持ちになり、心の奥底から、感謝の気持ちが芽生えた。ここで私は、会社のこれ以上の発展と、社員の健康を祈願した。

研修だけでなく、プライベートでも伊勢神宮は行きたくなる場所である。しかし、会社でのお伊勢参りは、神様にとても近い場所で参拝ができ、社員が心一つに祈願できる。そういった縁に私は触れられ、これからも更に邁進していくと決めた時間であった。

2. 和田金(2016年10月21日夜)

伊勢神宮参拝後、おかげ横丁や周辺の神社を参拝後、夕飯は、「和田金」というお店で、ご飯をいただいた。

ここは、すき焼きのお店で、明治11年に牛肉店として創業。老舗の料理屋で、松阪牛と言えば、必ず名前が挙がるお店である。

現在は、お店の見た目が、まるで旅館のような雰囲気になっており、落ち着いた雰囲気に包まれている。

料理は、まず炭に火を入れるところから始まる。和田金は、「寿(す)き焼(やき)」というコースがあり、鍋に牛脂を塗り、肉を焼く。片面を焼いて、たまり醤油、砂糖を振りかけ、少し焼いたら完成する。 これを、溶いた卵と食べる。その美味しさに、頬が落ちるというのは、このことかと思った。

ここまで柔らかいお肉は、人生で初めての経験であった。寧ろ歯が無くても食べられる。 いままで食べてきたすき焼きは、すき焼きというよりも、すき煮に近いものだと思い、すき焼きの概念を覆された。お肉以外にも、寿き焼コースは、志ぐれ煮、野菜のムース、御飯などがあり、どれも、いままでに食べたことのない、本当に美味しいものばかりであった。御飯の最後には、御餅と、メロンを用意していただき、特にメロンは、甘さとみずみずしさが丁度良く、高級感漂う味であった。

当時私は、18歳という年齢で、ここまで高級な食べ物を食べさせていただいたことに、ただただ、感動するばかりである。必ず、また行きたくなるお店であった。

3. ハウステンボス(2016年10月23日)

長崎の佐世保にある、ハウステンボスへ初めて行き、色ー思った点があった。

一つは、千葉にあるディズニーランドや大阪のUSJなど。そういったテーマパークとは、全く違う世界であったこと。日本の長崎県にいるとは思えないほど、作りがヨーロッパ風になっており、 まるで海外に来ているような感覚に陥る。

また、ハウステンボスでの食事は、世界各国の味が楽しむことができ、フレンチやイタリアン、中華や和食といった、様ーなお店があった。

夜は、街並みを包むイルミネーションが、とても幻想的であり、心が癒された。その中でも、「光の滝」は、高さ66mから流れ落ちており、ものすごく綺麗である。

クルージングでは、光の滝や、光輝いた噴水を見ることが出来、まるで異世界にいるような感覚であった。

そういったハウステンボスは、1992年の3月に開園し、現在の東京ディズニーリゾート(TDLとTDS)とほぼ同規模である。連続した敷地面積では、日本最大級。

広大な庭園に、良い雰囲気に包まれていた。 二つは、18年間連続で赤字を出し、2度の倒産という危機に圧迫されたハウステンボスが、なぜいま観光客を増やし、黒字になったのか。そこが一番気になる点である。

調査したところ、ハウステンボスは二度の倒産(18年間連続赤字)を経て、経営が株式会社エイチ・アイ・エス(以下HIS)に変わり、わずか半年で黒字化に成功している。HISがまず初めに行ったことが、コストの削減である。出ていくお金を減らし、入ってくるお金を増やすのは、当然のことだが、HISが行った一番大きなコスト削減は、ハウステンボスが抱える60億円もの借金を金融機関と交渉し、その8割を放棄してもらい、残りの2割を地元九州財界の出資金などを使って0にしたことである。また、イベントなどを行うときは、外部の専門業者に頼むのではなく、なるべく園内の職員が、着ぐるみや仮装などをして、イベントを行っている。 こういったコスト削減を行い、わずか半年で、黒字化にしたHISは、日ー新たなイベントや、 ミーティング、改善などを行っており、どうしたら更に人が増え、お客様に喜んでいただけるかを、常に心掛け、大切にしていると伺えた。HISだけではなく、他社との差別化を図るためには、必ず顧客至上主義でなければならないと思った。

4. 日本財務管理学会 第43回全国秋季大会(2016年10月29日)

 日時:2016年10月29日(土)

 場所:福岡大学七隈キャンパス

 統一論題:財務管理・コーポレートファイナンスの教育的課題

 内容:Ⅰ.企業経営とファイナンス(岸本光永先生)

  Ⅱ.企業経営の実態から学べる科目の必要性(松村勝弘先生)

  Ⅲ.財務教育の課題(小山明宏先生)

 今回の統一論題は、「財務管理・コーポレートファイナンスの教育的課題」ということにつき、前回の「コーポレートガバナンス」とは、また違った論題であった。

Ⅰの企業経営とファイナンスでは、主に会計・経理の違いについて、教わった。会計とは、管理会計と財務会計があり、管理会計は、経営者や企業内部に関わるものに、情報を提供することを目的とした会計のこと。

また財務会計は、企業内外に、決算書などの会計情報を公開することを目的とした会計のこと。 経理は、会計の中のお金の処理の1つで、会計の中でも、より公的な会社業務に繋がるお金の処理のことを経理という。つまり、伝票の起票、帳簿記帳、請求、支払い、決算書の作成などが、主に経理の仕事にあたる。

そして、岸本先生がおっしゃった中で、一番心に残った言葉が、「会計には、ルールが存在するが、財務に正解はない」という言葉だ。

会計には、継続性や単一性などの原則があり、それに沿ったルールでなければならない。しかし財務は、企業の資金繰り活動を行い、銀行と折衝するための専門知識や、先を見据えた計画実行能力が必要となる。つまり財務には、こうでなければならないという定められたルールは、財務に存在せず、正しい答えが明確ではないことが、よくわかった。 Ⅱの松村先生による、企業経営の実態から学べる科目の必要性では、Ⅰと同様に、資本の調達や運用の必要性について、容易に説明して頂いた。内容は、貸借対照表(B/S)の図で表して下さり、簿記を学ぶ私にとっては、とても勉強になった。

そしてⅢの、小山先生による財務教育の課題では、会計や経理、財務のことではなく、それ以前の、教育について、発表をして頂いた。教育をするためには、授業や講義を開くが、ただ開くだけでは、自主的にほとんど集まらない。しかし、パンを焼いて振る舞った所、非常に多くの人が集まった。つまり、人を集客するには、いかにその講義や授業が魅力的であるか。そして、パンなどを焼くという方便を用いて、一番伝えたいことを伝えられるかが、いかに大切かがわかった。

授業内容に、具体性を出し、一からわかりやすく教育することが教育の課題であると確信した。

まとめといたしましては、今回「コーポレートファイナンス」について、財務全般についてより深く学ぶことができた。財務を学ぶ上で、会社は誰のものかと改めて考えた所、会社活動を行う為の資本は、株主が出資したものである為、やはり会社は株主のものであり、株主に選任された経営者は、株主の価値を高めることが大切であると考える。そのためには、株主の為に、現金を増やす活動を怠らずに行うことが、大前提にあると、今回の学会を通して学ばせて頂いた。

5. 全国一宮参拝(2016年10月21日~28日)

 今回、全国一の宮参拝と御朱印目的のため、主に九州地方の一の宮を、参拝させて頂いた。

先ず、一の宮(一宮)とは、神社の名前ではなく、位を表すものであり、神社の社格を示す格式のひとつ。もちろん一の宮が、一番位が高く、もともと各国の国司が最初に参拝する神社である。今で言う、都知事や県知事が最初に参拝する神社である。そういった神社に今回参拝をさせて頂き、感謝の念でいっぱいである。

 特に一の宮参拝の中で、一番印象に残っている神社を一つレポートする。

大分県宇佐市にある、宇佐神宮である。宇佐神宮は、全国に約44,000社ある八幡宮の総本社であり、とても広く立派な神社である。朱色の鳥居をくぐり、急な階段を登りつめると、本殿が見える。今まで通り、参拝をしようと、二礼二拍手一礼をしようとしたが、どうやら他の参拝者は、4回程手を叩いている様な気がする。

参拝方法を確認した所、宇佐神宮では、「二礼四拍手一礼」で拝礼するのが基本であるという。この拝礼は、全国で宇佐神宮と、出雲大社のみである。

少し変わった拝礼に違う有難みを感じることができた。そして御朱印もして頂き、無事参拝が終了した。とにかく広い境内であり、じっくり周るには一日かけて参拝させていただいた方がいいかもしれない。

 他にも、中国地方や九州地方の一の宮を参拝させていただき、無事御朱印もさせていただいたので、非常に良い体験であった。まだ行けていない一の宮にも行かせていただき、自分自身の位も高めていきたいと思うそういった旅行となった。